彼だけが、気付いてしまった

著者:杜野秋人

【早くも60万pv突破!】
「そなたとの婚約、今この場で破棄してくれる!」

学院の卒業記念パーティーで、またしても繰り返される王子による婚約者への婚約破棄。だが今回は何やら様相が違った。

王子が傍らに抱き寄せた男爵家令嬢を虐めたと婚約者をなじり、婚約者は身に覚えがないと真っ向から否定する。物証を持ち出しても、証人を立てても彼女は頑なに認めようとしない。
あまりのことに王子の側近候補として取り巻く男子たちも糾弾に加わる。

その中に、彼は、いた。

「大勢でひとりを取り囲んで責め立てるなど、将来の王子妃としてあるまじき……………ん?」

そう。彼は、彼だけが気付いてしまった。
そして彼が気付いたことで、その場の全てがひっくり返っていくことを、王子たちは気付いていなかった━━━!

◆最近こればっかですが設定なしの即興作品です。
思いついたので書いちゃいました。

◆久々に短編で行こうかと思ったけれどやっぱり分割しちゃいました。約12000字、全5話です。第1話だけすこし短め(約2000字)です。

◆異世界恋愛で投稿しますが恋愛要素はやや薄め、ほぼ最後の方だけです。
もし違和感あればご指摘下さい。ジャンル変更など対応致します。

◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。

◆22/11/21〜22、日間[異世界恋愛]ランキング1位!同[総合]ランキングも1位!お読み頂きありがとうございます!

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー