立派な悪女を演じてみようと思います

著者:羽田遼亮

侯爵家に双子の娘として生まれたアリスローゼ。双子は忌み子であると追放され、地方で慎ましく暮らしていたのだが、ある日、実の父親が尋ねてくる。

なんでも後宮で貴妃の位を得ていた妹が不慮の事故にあったとのこと。妹は療養のためしばし後宮を離れるそうだが、その間だけでも妹の代わりをしてくれないか――とのことであった。

帝室の希少な本が読めるとニンジンをぶら下げられたアリスローゼは、その役目を引き受けるのだが、アリスローゼの妹は後宮で稀代の悪女として名を馳せていたようで………。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー