【短編】婚約破棄はワルツの前に。

『他人の放つ音から、感情をイメージとして把握する能力』を持つリリアンは、公爵令嬢という身分を隠し、舞踏会で音楽を演奏する楽団に所属していた。
第二王子クラウスもまた、身分を隠しリリアンと同じ楽団に所属している。
婚約相手から破棄を言い渡された同じ日。リリアンは、妙に浮かれるクラウスの感情を読み、彼が恋をしていることに気付く。
クラウスの相手は誰? 私じゃないと思いつつ、気になるリリアン。
一方、リリアンに婚約破棄をした伯爵の末路は……。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー