余命半年と告げられた令嬢は、醜い変人魔導士のもとへ姉の代わりに婚約者として送りこまれました~案外楽しい余生を過ごしています

著者:別所 燈

魔導技術の突出したティリエ王国にハウゼン伯爵家の次女生まれたフィーネは家族の中で一人だけ魔力を持たない。
そのため兄姉妹ばかりでなく、父母からも軽んじられてきた。家の恥と、社交もさせてもらえず、父の仕事の手伝いをする毎日。
そんなある日フィーネは体調を崩し寝込みがちになる。
最初のうちは家族も親の関心を引きたいだけ、仕事をさぼりたいだけだと思っていた。
しかし、とうとうベッドから起き上がれなくなり、医者に診てもらうことになったのだが、時すでに遅く「余命半年」と告げられる。

一方実家は父親の投資の失敗により、ハウゼン家は多額の借金を背負ってしまう。父母は長女ミュゲに辺境に住む大金持ちで醜い変人魔導士と婚約してほしいと頼むが、ミュゲは嫌がり三女マギーと押し付け合いになる。
 結局ミュゲは兄と一計を測り、余命いくばくもないフィーネを自分の身代わりに仕立て辺境伯領へ送ってしまう。
 その後フィーネは復讐に燃えると思いきや、思ったより魔導士はよい人で? 
 フィーネののんびりスローライフが始まる。

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