【完結】捨てられた聖女は王子の愛鳥を無自覚な聖なる力で助けました〜ごはんを貰ったら聖なる力が覚醒。あれ、私を捨てた方は聖女の仕組みを知らないようで〜

 ルリナは物心からついたころから公爵邸の庭、主にゴミ捨て場で生活させられていた。

 ルリナを産んだと同時に公爵夫人は息絶えてしまったため、公爵は別の女と再婚した。
 再婚相手との間に産まれたシャインを公爵令嬢の長女にしたかったがため、公爵はルリナのことが邪魔で追放させたかったのだ。

 そのために姑息な手段を使ってルリナをハメていた。
 だが、ルリナには聖女としての力が眠っている可能性があった。
 その可能性のためにかろうじて生かしていたが、十四歳になっても聖女の力を確認できず。

 ついに公爵家から追放させる最終段階に入った。
 それは交流会でルリナが大恥をかいて貴族界からもルリナは貴族として人としてダメ人間だと思わせること。

 公爵の思惑通りに進んだかのように見えたが、ルリナは交流会の途中で庭にある森の中へ逃げてから自体が変わる。
 気絶していた白文鳥を発見。
 ルリナが白文鳥を心配していたところにニルワーム第三王子がやってきて……。

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