最終決戦前夜に人間の本質を知った勇者〜それを皮切りに人間不信になった勇者はそこから反転攻勢。「許してくれ」と言ってももう遅い。お前ら人間の為に頑張る程、俺は甘くはない〜

レビュー(1件)
著者:ケイ

最終決戦前夜に人の醜さを知った勇者(アレン)。

彼は倒すべき女魔王と手を組み、世界への反転攻勢を決意する。

助けてくれ? 今更遅い。
俺はもう勇者じゃないからな。

サクサク進みます。突っ込みどころが多々あるかもですが、大目に見てくださると助かります。

タイトルと冒頭。そして内容の一部を変更しました。

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レビュー

  1. アイ より:

    勇者アレンは魔王を討伐する前に、結婚をマリア、勇者も対して密かに不満を持ってた魔法使いリリスと女剣士ガルーダを宿の主ゴウメイに寝取られた上に王国が幼馴染の住む故郷を焼き払うことで、アレンを追い詰めようとしていたことが発覚!

    アレンは人間の世界を見限って、勇者も辞めて、女魔王ガレアとコンビ組むことに。一方ガレアとその仲間たちは、アレンによってやられる覚悟もして最後の時を過ごすが……

    現れたのは闇落ちしたアレン!

    ガレアは驚くが、アレンを受け入れる。

    アレンは無慈悲に昔の仲間や人間を追い込む………。

    この話はいわゆる『追放ざまあ』の亜種っぽい、が、それに加え狂気満載である。
    他者を凌駕する能力はややもすると他者を蹂躙する狂気であることを、これでもかと描き続けている。

    大手のブラック企業を裁判で追い詰めて壊滅させるようなカタルシスを味わいたい人にはピッタリの話って感じですね。
    スカッとします!