【短編】感情が天候に反映される特殊能力持ち令嬢は,婚約解消されたので不毛の大地へ嫁ぐことを思いつく

著者:かのん

「お前が俺に愛されなかったのが悪い。それだけのことだ」
婚約者である第一王子セオドアへと、平民の少女との逢瀬をやめてほしいと何度も苦言を呈してきた公爵令嬢シャルロッテは、そう言われ、婚約を解消されることになった。
自分の感情が天候に反映されてしまうという特殊能力を持つシャルロッテは、泣くのも怒るのも我慢をし続け、そして、もう、我慢が出来そうにないと不毛の大地へ嫁ぎたいと願う物語。

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