殿下の愛は要りません。真実の愛はそこら辺に転がっていませんから。

著者:和泉 凪紗

 貧乏伯爵令嬢のクレアは名門の学園に特待生として入学した。
 そこでクレアは王子と運命的?な出会いをしてしまい、王子は婚約者のアシュレイに婚約破棄を告げる。

「アシュレイ、君との婚約は破棄する。わたしは真実の愛を見つけたのだ。このクレア嬢と結婚する」
「殿下、どういうおつもりですか?」
「へっ? どういうことですか?」

 思わず間抜けな声をあげてしまう。
 待って。そんな話聞いていない。わたしはそんなこと望んでませんから!

*アルファポリス様にも掲載しております

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