【完結】冤罪で殺された天才錬金術師は錬金術が衰退した未来の幼女に転生しましたが、家族のために頑張っていたらうっかり帝国の神にされました~私を殺した国は超大幅に戦力低下して魔族に滅ぼされました~

 貧乏な商店の娘だったルーは、5歳の誕生日パーティーで前世の記憶を思い出す。
 天才錬金術師『ルーベリー』として不眠不休で働きながら、婚約破棄され冤罪で処刑されたことを……。
 
 パーティーの後、優しい父母と街へ行くと、ルーのことが好きないじめっ子に襲撃された。
 いじめっ子が勝手に暴れて怪我した挙句ギャン泣きするので、ルーは前世の知識で家庭用ポーションを造る。
 卒倒する父母と驚愕する住民。
 どうやら、錬金術自体が途絶えてしまったらしい。

 その日から、ルーは父母の生活を良くするため錬金術でアイテムを造りまくる。
 自動で布を織る機織り機、可愛い動く人形、絶対に燃えない服……。
 彼女の造る魔道具は瞬く間に人気を博し、商店は大繁盛。
 一家の生活も信じられないほど豊かになる。
 そして、ウワサは王国中を駆け巡り、挙句の果てには皇子までやってきて――。
 これはしがない幼女が“神”として崇められていく物語である。

 一方、元婚約者たち。
 ルーベリーの貯金で、相変わらず飲んだくれの毎日を送っていた。
 だが、彼女が作ってくれた結界が解けた隙を突き魔族たちが攻めてくる。
 大混乱の国内。
 元婚約者たちは「あの天才錬金術師ルーベリーから、マンツーマンで錬金術を教わっていた超有望な人材のはず」、「あの大天才ルーベリーに指導していた錬金術師長だからあらゆる状況に対応できるはず」とのことで、最前線に立たされるのであった――。

※前タイトル:『冤罪で処刑された天才錬金術師は第二の人生で無自覚に神となる。庶民の幼女に転生しましたが、うっかり作った家庭用ポーションが聖遺物扱いで困ってます~私を殺した国は超大幅に戦力低下して魔族に滅ぼされました~』

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