宮廷鑑定士が実は世界最高の指導者だった~不要と切り捨てられた僕、実は全てを見抜く唯一無二の神眼で悩める弟子達を大成させまくってた。今更泣きつかれても遅い、諸国漫遊しながら才能の原石を育ててる

著者:茨木野

主人公のアイズは、宮廷鑑定士として働いていた。

彼の仕事は、王城に持ち込まれる物品の鑑定や、国内に輸入される品物を鑑定し真贋を見極めること。

だがある日突然クビを宣告される。

「鑑定スキルを付与した魔道具ができた。これでもうおまえなんて不要だ」

「いいんですか、この国大変なことになりますよ。僕がいないとこの国は偽物であふれ、さらに僕の目は物だけじゃ無く、人の心の中や適正職業など、見えないものまで鑑定できるんですが、魔道具にそれができるんですか?」

真実を告げたはずが信じて貰えず、王命により追放処分をされてしまう。

国を出たアイズは、今までできなかった諸国を回る旅に出る。

一方でアイズを追い出したことで、国内では彼の宣言通り、贋作にあふれ、さらに今まで悩みを聞いてもらっていた有能な人材が次々と外へ流出する。
国家は衰退の一途を辿っていくことになっていく……。

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