最強壁役《タンク》が実は世界最強の剣士だった件〜味方のダメージを全て肩代わりしてたのに、無知な勇者に「壁役は不要」と追い出された俺、剣士に転職し大成する。勇者パーティは優秀な盾を失い崩壊する

著者:茨木野

主人公のクロムは勇者パーティの壁役《タンク》。
盾を構え敵を引きつけ、戦闘をサポートしたり、壁となって味方を守るのが仕事。

しかしある日、幼馴染の勇者からパーティ追放を言い渡される。

「ぼくたちは最強だから、壁役なんていらないんだよ」

クロムは最難関ダンジョンの最奥部で、勇者たちに置き去りにされ、絶体絶命のピンチとなる。
そのとき、偶然しゃべる魔剣を発見する。

「この魔剣《わし》を手に取れ、クロムよ」

その剣を手に取ると、秘められていた剣士として才能が開花。
地下に封じられてた悪魔をワンパンする。

重い盾と鎧をぬいだクロムは、雷の如きスピードと、持ち前のタフネスと防御力が合わさって、世界最強の剣士として最速で成り上がっていく。

一方で勇者パーティは、実はクロムが彼らのダメージをスキルで肩代わりしていたことに気づく。

クロムのおかげで強敵と戦えていたと気づいた時にはもう遅く、彼らのパーティは弱体化し、崩壊の一途を辿っていくのだった。

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