優しい嘘

著者:緑谷めい

「例の【罰ゲーム】の内容を考えたぞ」
 放課後の空き教室から聞こえて来たのは、この国の第2王子カールの楽し気な声だった。
「ハインツ。お前、エリーザ・クラッセンに告白しろ」
 突然、自分の名が出て来てエリーザは驚いた。思わず空き教室の扉に耳を寄せる――

優しい嘘のページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー