嫉妬とか承認欲求とか、そういうの全部捨てて田舎にひきこもる所存

著者:エイ

 夫となるはずだった人は、結婚式当日に最も酷いやり方で私を裏切っていた。
***
 なにもかも失い絶望した私は、成り行きで得体のしれない馬丁の男と一緒に町を出奔することにしたのだった。
 家も、家族も、故郷もぜんぶ捨てて、縁もゆかりもない僻地の村で私は生きることを決めた。
 もう嫉妬や憎しみの感情に振り回されたくない。私はこの村で、全て忘れて心穏やかに生きよう―――……と思っていたのに、なんで次々と現れるの?今更何の用があるの?お願いだからみんな帰ってください。

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