毎日もらえる追放特典でゆるゆるスローライフ~クソ無能と罵られてギルドをクビになり恋人まで寝取られたけどログインボーナスで城やチートアイテムがもらえたので気ままに辺境開拓をしてみようと思う~

著者:水都 蓮

「テメエは今日でクビだ。このクソ無能」

 ステータスが思うように伸びず、ギルドで事務仕事をして無駄な経費の削減に勤しんでいたブライは、国からの補助金を減らした無能としてクビを宣告されてしまうのであった。

 かつてのパーティメンバー達もまた、足手まといのブライをあっさりと斬り捨て、最悪なことにリーダーのライトに恋人のアメリアが寝取られていたことまで判明してしまう。

 傷心の余り逃げ出すブライであったが、突然謎のスキルが目覚めるのであった。

 【ログインボーナス】

 それは聞いたことの無い得体の知れないスキルで、教会で聞いてみてもその効果は不明だった。

 そしてその翌日、ブライの元に一枚の手紙が届く。

『おめでとうございます。あなたは新スキル【ログインボーナス】に目覚めました。こちらは初日の品になります』

 辺境に城をもらったことを切っ掛けとして、ブライの元には毎日ログインボーナスとやらが届くようになっていた。
 ブライは【ログインボーナス】を活用しながら村を発展させ、様々な危機を解決していく。
 それにつれて、ログインボーナスもより豪華になっていくのであった。
 そして、彼の元にはメイドや友人のシスターなど良き仲間達が集っていき、最初は寂れていた村も、ブライのもたらすチートアイテムによって、徐々に立派な城塞都市へと変貌を遂げるのであった。

 一方、ブライを追放したギルドは、財政状況が一気に悪化し、ブライが辺境開発をしながら名声を高めていくことによって、仕事まで奪われるようになり、徐々に破綻への一途を辿っていくのであった。

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