後宮の雑用姫 ~生活の知恵を駆使して宮廷をリフォームしたり、後宮に潜む邪悪なものを狩ったりしていたら、何故か皇帝達から一目置かれるようになってしまいました~

著者:KK

「私が宮女……ですか?」

 貧乏村の片隅に生まれ、父と母の死後は山中で一人暮らしをしていた小恋(シャオリャン)。
 ある日、皇都からやって来た宮廷の遣いの者により、小恋は後宮の女官として働くようスカウトされる。山育ちの野良娘でしかなかった小恋は、こうして華やかな宮廷で女官として生きることになった……はずだったのだが――。

「新入りの宮女が、第一妃様を張り倒したぞ!」

 その初日、(諸事情により)第一妃にビンタしてしまった小恋は、一転罪人に。
 処刑確定……と思いきや、特例で許せれたのだが、女官から格下げされ、下女として後宮内の雑用係にされてしまった。
 周囲の女官から、『雑用姫』と馬鹿にされる小恋。しかし、ここから小恋の快進撃が開始する。
 ボロボロになった宮殿をリフォームしたり、貧乏暮らしで培った生活の知恵を駆使して雑用を難なくこなし、結果、女官や妃達から一目置かれていく事に。
 一方で、後宮に潜む邪悪なものを狩る《退魔士》の仕事にもひょんな事から係わることになり、そちらでもめきめき頭角を現し仲間からも認められていく。
 そんな日々を送っている内に、徐々に小恋の名は宮廷内に知れ渡り、皇帝までもが彼女を頼るようになって……。

後宮の雑用姫 ~生活の知恵を駆使して宮廷をリフォームしたり、後宮に潜む邪悪なものを狩ったりしていたら、何故か皇帝達から一目置かれるようになってしまいました~のページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー