フェンリル騎士隊のたぐいまれなるモフモフ事情 ~異動先の上司が犬でした~

メロディアは王国騎士隊・第五警邏部の回復術師であったが、18歳の誕生日の晩に、突如として獣人の血が目覚め、狼の姿となる。18年間、獣人の血を引いていることを知らなかったメロディアは、愕然とする。
夜、狼の姿になると魔法が使えないメロディアは、勤務体制が日勤のみというフェンリル騎士隊・第一騎兵部に異動となった。
その先で、想定外の出会いを果たす。なんと、上司は喋る犬だったのだ。さらに、その犬は出会ったばかりのメロディアに言った。「ふっ、面白い女だ。私の花嫁にしてやろう」と。
──犬×犬(!?)な溺愛ファンタジー!?

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