少女マンガの悪役令嬢に転生したようですが、なにもした覚えがないまま婚約破棄シーンに突入していました。

公爵令嬢エリーザは、ある日自分が前世で読んでいた少女マンガの世界に悪役令嬢として転生していることに気付く。

 しかし、時すでに遅し。思い出したのは、今まさに自分が公開断罪と婚約破棄をされる直前。目の前にはうるうるとした瞳でこちらを見つめるマンガのヒロイン、男爵令嬢キャロル。

 どうしよう。マンガのシナリオ通り彼女にビンタするしかない?
 逃げ場のないエリーザは、途方にくれたがそこでふと気付く。

(あれ? でも私、断罪されるようなこと、なにもした覚えありませんわ)

※これは、まったく悪役令嬢らしい振る舞いをしなかった主人公が、普通に幸せな結末を迎えるだけの物語り……になる予定です。

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