17歳の誕生日を迎える直前、第三王子の婚約者であり侯爵令嬢であるステラは、転んで頭をぶつけた拍子に、山奥でひっそりと暮らしていた前世の記憶を思い出していた。
そして翌日、そんな彼女の元を訪れたのは人間とは思えないほどに美しい、黒目黒髪の美青年だった。なんと彼は前世でステラが拾い育てていた竜のキースだという。
いつの間にか彼は隣国の危機を救ったことで黒竜王と呼ばれ、周辺国にまでかなりの影響力を持っていた。そんなキースに執着されてしまうステラ。
「俺は、お前の一番がいい」「これでもう、お前は俺から逃げられなくなったな」
段々と重たくなっていくキースの愛情や独占欲に戸惑いながらも、結局絆されてしまう話です。 ※あらすじ変更しました。
レビュー