外れスキル『よく見える』のせいで追放、しかしギャル聖女の下着どころか、過去や未来まで見通せるチートスキルだったので、帝国から戻ってきてくれと土下座されています

著者:佐藤謙羊

魔王討伐のための勇者組織、『ナンバーズ111』に所属していたエルフの青年、ミロ。
彼は『よく見える』という物事がよく見えるスキルの使い手だった。

ミロはそのスキルを自分なりに使って勇者パーティに貢献していたのだが、仲間からは総スカン。
「お前、魔王と戦ってる時も見てただけじゃねぇか!」

ミロは魔王討伐メンバーから抹消され、民間で働きはじめる。
そこでも『よく見える』スキルを使って自分なりにがんばっていたのだが、雇い主からは総スカン。
「キミ、いつも見てるだけだしねぇ…」

最後は辺境の見張り台で働いていたのだが、皇族となった勇者に国外追放を言い渡されてしまう。
帝国から隣国に飛ばされたミロは、ひょんなことから極貧の聖堂を営むギャル聖女に拾われ、新しい人生をスタートする。

そこで、『よく見える』スキルが進化。ただ見るだけのスキルなのに、とんでもないチート能力を発揮する。
ミロを追放した帝国は遅まきながらも気付く。
ミロに見られていることで、どれほど自分たちが成功していたのかを。

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