冷たくなった婚約者 〜彼が私を突き放す理由〜

著者:瑪々子

「何度も言っているだろう。もう、僕のところには来ないでくれ」

かつては、身体の弱いソフィアを大切に慈しんでくれ、ソフィアが心から愛していた婚約者のベルナルドは、昔は彼女に優しい微笑みを向けていたその美しい顔で、冷たく言い放った。

家同士の婚約ではあったけれど、互いに想い合っていると思っていた。そんなソフィアを容赦なく突き放しながらも、彼女が涙を堪える姿に、ベルナルドはなぜか辛そうに顔を顰める。

彼がソフィアを冷たく突き放すのには、ある理由があった。

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