我が儘で高慢な王女と、嘘を抱えた従者の話

著者:新 星緒

その日処刑場に連れてこられたのは、私と年が変わらなく見える兄妹だった。
王女の特権で気まぐれにふたりを助け、見目良い彼らを従者と侍女にすることを思い付く。兄ジュスタン12歳、妹エミリエンヌと私が10歳のときのことだった。

◇◇

それから10年の歳月が流れたある朝。起きるとジュスタンが言った。
「あなたはもう王女ではない。暴虐の王は私たちに倒された。あなたは処刑されるのです」

(こちらの作品は、同世界内の転生要素をゆるく含みます)

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