聖女になりたい訳ではありませんが

著者:未来

聖アウルム王国の王太子アーサー・アウルムの婚約破棄は、今や国内にとどまらず国外まで噂が広がっていた。

「どうしてそうなった?」「何があったんだ?」

どこもかしこもその噂話で持ちきりだ。

その話に耳を傾ける少女が一人―― 名をリリィといった。
王国の西の果ての砦(つまりド田舎)で暮らしていた彼女は、まっっったく面識の無い王太子の婚約破棄でとばっちりを受け、現在王都へと向かっている最中だった。

リリィが斡旋される予定の仕事は、噂の王太子様と関係無いはず。
けれど、噂話の内容が掠っているので嫌な予感しかしなかった。

まぁ、嫌な予感は大体当たるよね(涙)

目標は王都での仕事で程よい成果を上げたあと、東の砦に左遷された両親との合流であり、決して、聖女になりたい訳ではありませんが、いろいろあって目的達成に辿り着けません!!!

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