「好き」って言ったら負けなゲーム〜ぐいぐい迫る朴念仁の俺。たじたじになる生意気な後輩〜

著者:とによ

 俺――村田正勝の自尊心はボロボロだった。
 それもこれもあのハイスペック後輩――天音彩花のせいである。

 勉強、運動、ゲーム、料理、その他諸々全てにおいて負けを喫している俺は、どうすれば勝てるのか親友に助けを求めたのだった。

 すると親友は

「『好きっていったら負け』っていうゲームで挑戦すれば? あの子押しに弱そうだし」

 その一言を引き金に俺は天音に対してぐいぐいとアタックしていく。そして、そうしていくうちに2人はだんだんと距離を縮めていった。

 しかし、それでもお互いかたくなに『好き』と言うことはなく、ただ時間ばかりが過ぎていって――

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