四月に亡くなったとてもアザトイ令嬢と、また巡り合う冬の始まり

著者:緋色の雨

 泡沫貴族の三男として学園に通うアルフレッドは肌寒くなり始めたある日、図書館のキャレルで名門公爵家のご令嬢に声を掛けられた。
 それは偶然が生みだしたささやかな奇跡の邂逅――ではなかった。次の日も、またその次の日も、翌週も、その次の月も、アルフレッドは毎日の様に彼女に声を掛けられる。
 やがて、アルフレッド自身も彼女との短いやりとりを楽しみにするようになるのだが、それが予想もしていなかった事態を引き起こしてしまい……

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