篠宮りかこ（20）はある日交通事故に巻き込まれて命を落としてしまう。
そして、次に目が覚めると妹が嵌まっていた乙女ゲーム『キャンディと聖女と神秘の薔薇』の悪役令嬢アナスタシアに転生していた。
しかし、乙女ゲームはすでに終了済み。さらにはヒロインはバッドエンドを迎えており、アナスタシアは婚約者である王太子と婚姻していた。
だが、夫婦仲は冷めきっている。それを実感したアナスタシア（中身はりかこ）は、愛されることを期待することをやめとりあえず仕事に精を出すようになる。
いずれは離縁して気ままなスローライフを送りたい！ そう思っていたアナスタシアだが、アナスタシアとして様々な物事を解決しているうちに、『王太子妃の鑑』などという呼び名がつく。しかも、アナスタシアに興味が薄かった王太子も何故かアナスタシアにちょっかいを出すようになって……。
離縁がしたい悪役令嬢と、彼女を見直して愛するようになった王太子の溺愛攻防戦！
※アルファポリスにも掲載中
悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい！～離縁を目指しているのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているんですが!?～のページへ
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