【時々、タイトルを変更します】
ライルは錬金術師の中でも、基礎の基礎である【置換】しか使えない落ちこぼれだった。周囲はすでに鉄から金を錬成しているのに、彼はフォークを溶かしてスプーンにする、その過程を飛ばせる程度。
ついには学長から愛想を尽かされ、追放処分となる。
途方に暮れるライルだったが、自分にできることは基礎を極めること。研究以外にやることがなかった彼は、ひたすらに【置換】を突き詰めていった。
するとある日、ライルは死者の魂を鎧へ【置換】することに成功する。それを境にして、彼は周囲の評価を覆していくことになるのだった。
一方その頃ライルを追放した者たちは、基礎をないがしろにしたことで、窮地に立たされる。
※ざまぁは第4話に。
※カクヨムさんにも投稿しています。
【置換】しか使えない落第錬金術師でしたが、それを極めたら【空間転移】や【魔法無効化】など、あらゆる力を使える最強になれました。~だから冒険者として、自重せずに無双したいと思います!~のページへ
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