娘の様な義理の妹に恋なんてするわけが無い。

著者:新名天生

深澤賢作(ふかさわけんさく)29才
彼女いない歴年齢……俺はもうすぐ魔法使いになる。
でも良いのさ、俺にはかけがえの無い愛する人がいるから。

この春遂に高校生なる妹、深澤雪(ふかさわゆき)15才
彼女はとある雪の日、親父が家に抱いて連れてきた。
俺へのプレゼントだと言って。

不登校の引き籠りだった俺は、仕方なく雪の、赤ん坊の面倒を見る事に。
そして数年後……親父は俺達血の繋がらない兄妹を残して、逝ってしまった。

俺は親父と一緒に死のうって……そう考えた。
このまま生きていても意味が無いって……。
雪と一緒に後を追って……、でも出来なかった。天使の様に微笑む雪を傷付ける事なんて俺には……出来なかった。

あれから十数年……雪が遂に高校生に、そして俺はもうすぐ魔法使いに……。

血の繋がらない妹と29才コミュ障男
二人は兄妹なのか? 親子なのか? それとも……。

【2020/10/14ジャンル別日間ランキング2位ありがとうございます。】

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