プレゼント

著者:江葉

「フィオレンティーナ・メルダース侯爵令嬢! 話がある!」
わたくしを呼び止めたのは、婚約者のアーノルド様でした。
彼の隣には、わたくしが十歳の時の誕生日プレゼントであるメテオラがいて、なぜかわたくしを責めてきます。
あんなに大切にしていたのに、可愛いメテオラとの会話が理解できない。
アーノルド様はメテオラを愛しているとおっしゃいますが、どういうことですの?

侯爵令嬢フィオレンティーナは、無意識に、無自覚に、人を傷つけ、愛を強制しているのか――?

誕生日プレゼントにされた少女と、それを受け取った少女の、運命の物語。

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