想像妊娠した聖女様が結婚を迫ってきた

著者:あきら

田中鳴海(たなかなるみ)は寝る直前、インターホンが鳴ってたので出てみると隣に住んでいる少女──雪下桃愛(ゆきしたもえ)が立っていた。
手を掴まれ桃愛の部屋の前まで連れて行かれ、部屋にクモが出たから退治してほしいと彼女は言う。
しょうがないから部屋の中に入ってクモを探すが、三十分たっても見つからなかった。
戻って眠ればいいのだが、桃愛は虫がいる部屋では寝たくないとのこと。
何だかんだで一緒に寝ることになり、一夜を共にする。
次の日に煙で虫を駆除する道具を買って退治し、もう昨日のようなことはないかと思っていた。
でも、お礼と言って毎日のようにご飯を作ってくれるようになった。
まるで繋がりが途切れてしまわないと感じるくらいに毎日だ。
一緒に寝てから一ヶ月ほどたった時、桃愛は具合が悪そうにして鳴海の部屋を訪れた。
ここ数日気分が悪くて、生理もこないらしい。
一緒に寝た時に我慢出来なくなって襲ったと思われているようだ。
そのことについては一緒に寝ると言った自分のせいだと怒っていないようだが、襲われたことで妊娠したと思い込んでいるらしい。
手を繋いで寝ただけで襲ったわけではないので、完全に想像妊娠だ。
襲ってないと信じてもらえず、桃愛は責任とって結婚してほしいと言ってくるのだった。
思い込みの激しめなヤンデレヒロインです。
すぐにはヤンデレは出ませんのでご了承ください。
1話と8話に聖女様のメイド服イラストあり。

想像妊娠した聖女様が結婚を迫ってきたのページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー