「あはは、変に勘違いさせちゃったかな……ごめんね?」
ある日幼馴染にフラれた。そして3次元に絶望した。
しかし傷心の俺はとあるアニメで真の幼馴染と出会った!
どっぷり二次元に嵌り込むとともにグッズをかき集めては貯金を崩しアプリに課金、リアタイ視聴のため生活習慣も見直し全ては彼女のため――だったのが、ある時ひょんなことから隣の席の美少女が中の声の人だと判明しちゃって……?!
「あぅぅ、広瀬くん……わたしどうしたら……」
「本屋のイベントの次は雑誌の取材! それから収録! ほら、休憩時間もろくにないから移動中にこれ食べて、たいやき!」
「こ、こしあん?」
「知るかーっ、てか走れーっ!」
だがその子は想像以上のポンコツでいつのまにかマネージャーをすることに?!
幼馴染がもう一度なかよくしたいって? ごめん、今はそういうの間に合ってるんで!
レビュー