神の伴侶探し

著者:ツツジ

『娘が伴侶探しに、来年貴族の子として産まれる。成人として認められる十六の年に迎えに来る』
国王と大神官へ神が告げたのは、そのような内容だった。
時は流れ、神の子の年に産まれた貴族達も12歳。その中で、娘は3人だけだった。奇しくも、同じ伯爵の子供たちだ。
美しさと長所を兼ね揃えた双子のサンドリーヌとシェルリーヌ。貴族達はこぞって彼女達を崇め従う。

もう1人の少女。不義の子として忌避されるロラは使用人達以外、接してくれる人はいなかった。

その日までは。

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