「覚えてなさい」とは言わないけれど

カレンは幼い頃から腹の中から湧き上がる苛立ちを持て余していた。
唯一、婚約者のそばに居る時だけはその苛立ちを忘れる事ができた。

そんなカレンは今、苛立ちを感じていない。
何故ならそんなものが可愛く思えるほどの憎悪を飼い慣らしたから。
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ありがとうございました。

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