実質同居の幼馴染に振られて暗黒の高校生活を送り始めた俺が偶然、子犬を助けたらクラスで人気の美少女が彼女になった。「もぅ、こーへいのえっち……」

「ごめん、航平のことは好きとか嫌いの対象に思えないから」
「え――」

「航平は昔から一緒にいるのが当たり前で、もう家族と一緒って言うか。ほら、家族と恋愛や結婚はできないよね?」
「えっと――」

「だからごめんね航平。航平の気持ちは嬉しいけど、今まで通りの関係でいこう?」
「――――」

 中学3年の春休み。

 高校進学を前に幼馴染の相沢千夏との関係を一歩進めようと勇気を振りしぼった俺――広瀬航平の初恋は。
 こうして見事なまでに粉みじんに砕け散ったのだった――。

 そして無気力なまま迎えた高校の入学式。

「ちょっと、こーへい! なに見とれてるし!」
「別にみとれてねーだろ」

 偶然、子犬を助けたことで、俺は一人の少女と出会った――。

最高:日間総合5位、現代恋愛の日間1位&週間1位獲得です。

実質同居の幼馴染に振られて暗黒の高校生活を送り始めた俺が偶然、子犬を助けたらクラスで人気の美少女が彼女になった。「もぅ、こーへいのえっち……」のページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー