玩具として弄ばれて追放されたので、俺が持っている真のスキル【吸血鬼】で復讐しつつ欲望には忠実にえちえち眷属ハーレムを作るよ。許してくれと言われても、もう遅いんだよ。

セバス・アルフレッドは8人の勇者たちからストレス解消のサンドバッグとして弄ばれ続け、ある日「もうお前はいいや」と捨てられてしまうことになった。

度重なる拷問とも言える仕打ちに我慢の限界を迎えていたセバスは、勇者たちが去って行くと同時に隠していた己の真のスキル【吸血鬼】の効果の一つである”経験値を吸う”を使った。

みるみるうちにセバスのレベルは上がり、勇者たちのレベルは下がって行く。そしてレベル差が圧倒的に逆転した頃を見計らい、セバスは勇者たちに追い打ちの復讐をしかけようとするのだが、その矢先になんと勇者パーティーが壊滅したという報せを耳にしてしまう。

ぽっかりと穴が空いた気分になりつつも、死んでしまったのでは仕方ないとセバスは田舎の村でのんびり人生を過ごすようになったのだが……ある時に偶然に勇者の一人を捕獲することになり、そこでまだ全員が生きていることが発覚することに。

勇者がまだ全員生きている。それを知った瞬間――セバスの心の奥底に眠る復讐心が再び燃え上がった。

男の勇者は始末して、女の勇者は眷属にしてムフフなご奉仕をさせるのだ。

これは最凶最悪の極悪非道スキルを持つ男による”徹底的”で”無慈悲”で”容赦の無い”復讐の物語である。許してくれ――その懇願はいまさらもう遅い。

※、微エロな展開有。眷属化させた女の勇者等にご奉仕して貰います。

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