ある聖女の初恋

著者:瑪々子

孤児院出身のウィルは、隣国との戦争の前線に加わる中で、深い傷を負っていた。
ウィルは、遠のく意識の中で、孤児院で長い時間を一緒に過ごし、密かに愛情を寄せていたシエナのことを思い出していた。シエナは、その癒しの力で今は聖女として認定され、第三王子の婚約者となっていた。

今では遠い存在になったはずのシエナだったけれど、ウィルが再び目を開いたとき、彼の目の前で、彼に手を差し伸べていたのはシエナだった。
シエナが忘れられなかった初恋の相手は、ウィルにとっては予想外で…。

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