「リリアーヌ! 貴様はこの国の聖女であり、王妃でもありながら醜い嫉妬に狂い、よくも生まれて間もない余の王子を、殺害したな!」
美貌の青年王と救国の聖女リリアーヌは祝福され婚礼を挙げた。
それによって、人々は王国のさらなる繁栄と安寧を信じて疑わなかった。
しかし王の心はリリアーヌから他の寵姫へと移っていく。
不実な王の仕打ちに耐え続けたリリアーヌだったが、ついに無実の罪で投獄されてしまい――。
追い詰められたリリアーヌの取る道は。
(2020.11.28.完結、番外編あり)
2020.10.17からアルファポリスでも掲載。
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