近接無双の回復術師 ~無能職の村人A、奈落の底から成り上がるSランクチート冒険譚~

著者:白石新

【かんたんなあらすじ】
無能と虐げられた冒険者がソシャゲっぽいシステムの力に目覚めて、出入り自由のエンドコンテンツダンジョン、レベルアップで状態回復、デイリークエストボーナス等で爆速で強くなって成り上がり無双する話。
基本ソロプレイなのでスキルボードで回復系統のスキルを取っていく。
【ちゃんとしたあらすじ】
男は冒険者パーティーを解雇されることになった。
男は一度だけ確定でHPが1だけ残る、スキル≪食いしばり≫を所持しているせいでいつも前線に立たされていた。
タンク役さながら、男が即死レベルの攻撃を受けている最中に、他のメンバーが魔物をボコボコにする。
そんな自爆戦法でパーティーが成立していたのだが、職業適性の壁から男があまりにも雑魚になったので遂に解雇されることになったのだ。
そうして、用済みとなった男は超難関ダンジョンに突き落とされ絶体絶命の状況となる。
その時、男の耳に神の声が届いた。
――オーダーミッション発生「職業:村人 レベル制限解除試練・I」
――クリア報酬:レベル40まで限界制限を解除します。また、クリア時に能力値ボーナスが12付与されます
――参加しますか?
そうして男はイエスと選び、ソーシャルゲームのようなシステムの力に目覚める。
レベルアップ回復。
デイリーボーナス。
ステータス振り分け。
それらの力で急速に力をつけ、どうにか窮地を脱することができそうになった男だったが、その時の彼には知る由もなかった。
後に神の声がこんなことを彼に告げるとは。
――人間からの明確な殺意を確認
――山賊団の首領:殺害数50オーバーを確認
――プレイヤーキラーと判断しました。
――なお、対象者の市民権及び準市民権は確認されません。またNPCとしても登録されていません。市民権を持たない人間と判断されます。
――愉快犯によるシステム不正アクセス者と断定。特別ミッションが発動します。
――特別報酬のチャンスです。対象を殺害してください

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