【連載版】イジメから逃げるために転校したら、なぜか学園の高嶺の花や現役アイドルの後輩からモテる。~しかもボクを巡って美少女たちが恋愛戦争を始めてるんだけど、どうやらみんな自分が彼女だと勘違いしている~

著者:あざね

 ごく普通の高校二年生――篠宮悠は、毎日同級生の女子にイジメられていた。
 彼はそんな自分を変えて、決別するために転校を決意する。

 一か月後。
 悠は有名な私立、立花学園にいた。
 そこで彼は新しい一歩を踏み出すのだが、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

「えっと、キミたちは何を言っているの……?」

 転校から数日が経過して。
 彼の周りには、なぜか三名の美少女がいた。

 同じクラス、隣の席のマドンナ――安藤菜穂。
 学園の理事長の孫である高嶺の花――立花貴音。
 そして、自身がアイドルであることをひた隠しにしている後輩――木村エリナ。

「「「わたしの悠に手を出さないで!!」」」

 そんな彼女たちは、悠を巡ってそう叫んだ。
 彼にはまったく身に覚えがない。だから、こう思うのだった。

「どうやらみんな、なにか勘違いしている!」――と。

 三人の美少女が、口々に少年の所有権を主張する『恋愛戦争』が勃発。
 これは、勘違いが勘違いを呼ぶ王道?ドタバタラブコメディ。

 主人公、篠宮悠と愉快な女の子たちの物語である。

※この小説は同名タイトルの連載版です。

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