秘伝書(レシピ)を失くしパーティーを追放された調合師、だが実は自らの血液こそが最高の調合素材だったのでもう必要ありません~今さら戻ってこいと言われてももう遅い。大金積むなら検討だけしますけど~

著者:コー藤真

「グリフ。お前はもううちのパーティーには必要ない。クビだっ」
ある日、俺はパーティーリーダーのライアンからクビを宣告された。

調合師の俺は農民出身ということもありなかなか冒険者として雇ってもらえない中唯一ライアンたちにパーティーに入れてもらえた。その恩に報いるため俺は偉大な曽祖父の残した秘伝書(レシピ)を用いて高品質のポーションを作って仲間たちを支えてきた。つもりだったのに……。

「秘伝書を失くしたグリフにもう用はない」
パーティーを追い出された俺は代々受け継がれてきた大事な秘伝書を失くした事実を村のみんなに伝えることが出来ず、やむなく助けたエルフの娘とともにエルフの里へと向かうのだった。

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