仮病から始まるハッピーエンド

「ずっと好きだった。お前がして欲しいことはなんでもしてやる」
不治の病が発病したイルゼは、幼馴染に告白された。
昔からオタクだの根暗だの散々虐めてきたこの幼馴染は、病気を境にイルゼ可愛がりモードに突入した(当社比)

だがイルゼは思う。……私のことは放っておいてくれないかなあ。死にそうだから優しくしてくれるみたいだけど、本当は私、ピンピンしてるんだよなあ……

そう。実はイルゼは、ある人から逃れる為に仮病を使っていただけだったのだ。

意地悪だけど一途な男の子と、絵にしか興味がない鈍感な女の子のはなしです。

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