マリアード家には、双子の令嬢がいる。綺麗な金髪を持った優しいティティと、艶やかな紫色の髪を持ったフィニ。
ティティは綺麗で気品のある、優しい令嬢。
一方、フィニは妖艶な悪女。
と、呼ばれていた。しかし、実際はティティは裏でフィニをいじめ、それを耐えているのがフィニだった。そんなフィニは、ある時言われた言葉で流石に対抗心を持つ。
舞台は、王子との顔合わせの場所。
ティティに『悔しい』と思わせる、又は婚約者の座からひきずりおろすことを目指して、フィニは顔合わせの場に姿を表した。
一歩間違えれば、お互い社交界の中での立場は死ぬ。
その結果は‥‥‥。
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