ヴェルナーは、ひたすらひきこもって研究だけしていたいタイプの天才だ。
だが、研究に専念しすぎて、賢者の学院をクビになってしまう。
ヴェルナーの作る魔導具は戦争の概念を覆し、人々の生活を一変させていく。
だが真に最強なのはヴェルナー本人。
ヴェルナーは面倒ごとから距離を取ろうと、目立たないようにひきこもろうとするものの、そう簡単にはいかない。
実家の大貴族である辺境伯家の者たちはヴェルナーの作る魔導具を警戒したり利用したりしようとする。
皇族たちもヴェルナーを畏れ、敵に回さないようあらゆる手を尽くしていたりする。
そんなこととはつゆ知らず、ヴェルナーは今日も今日とてひきこもる。
だが、そんなヴェルナーの願いとは裏腹にエンシェントドラゴンの王族が従者にしてくれと押しかけたり、凶悪な魔物が襲いかかってきたりするのだった。
安心安全、快適、目立たないひきこもり研究ライフを目指すヴェルナーの前途は多難なのだ。
※カクヨムにも投稿しています。
※タイトル、あらすじ試行錯誤中です。
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