追放された研究者、実は規格外のSランク魔導師だった。~雑用の合間に研究して成果を上げていたのに、無能と言われて首になりました。研究成果も取り上げられたけど、俺以外には再現できません

著者:にわとり

1月25日 大きく改稿しました。
 規格外の天才魔導具師ヴェルナーは、賢者の学院にて、日々魔導具開発にいそしんでいた。
 その魔導具は民の生活を豊かにするほど画期的で、学院の名声を高めに高め、資金面でも潤った。

 だが、ヴェルナーの才能を妬み、魔導具利権に目がくらんだ学院長によって、賢者の学院を追放されてしまう。

 しかし、ヴェルナーはあまり気にしない。お金はあるし、魔導具のロイヤリティ料も充分はいる。
 一人で楽しく研究に精を出す。

 一人になったヴェルナーは魔導具目当てに、凶悪な魔物に狙われたりもするが、自身が作った魔導具よりも、はるかに強い最強の魔導師でもあったのだ。

 国崩しと呼ばれる魔人が、ヴェルナーの強力な魔導具を手にして放った王都を半壊させるほどの魔法。
 それをヴェルナーはたやすくねじ伏せ、返り討ちにする。

 とはいえ、襲われるのも面倒なので、ヴェルナーは荒野へと移動する。
 だというのに、そんなヴェルナーを兄上と慕うかわいい皇子が押しかけてきたり、助けた古竜の子供が従者にしてくれと押しかけてくる。

 暗黒教団ではヴェルナーを暗躍している特務機関のリーダだと誤解し亡き者にしようと動き出すし、王宮では触らぬ神に祟りなしと、ヴェルナーを味方にしようと皇女を嫁がせようと考え始める始末。

 一方、ヴェルナーのいなくなった学院は、大変なことに。

 安心安全、快適、目立たないひきこもり研究ライフを目指す、若き天才ヴェルナーの前途は多難なのだ。

※カクヨムにも投稿しています。
※タイトル、あらすじ試行錯誤中です。

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