ないがしろにされた令嬢は、不幸の元凶を排除することにした~王妃候補ですもの、これくらい当り前ですわ~

著者:優木凛々

イザベラ・マクレガーは公爵家の令嬢だ。
5歳の時に、この国の第1王子のジュリアスと婚約。
「貴族は国のため、民のために尽くすもの」という教えを胸に、厳しい妃教育にも耐え、立派な王妃になるべく努力を重ねてきた。

しかし、王立学園入学後。
ジュリアスは男爵令嬢マリアに入れ込み、イザベラをないがしろにするようになる。

イザベラは嘆いた。

「一体わたくしの何が悪いというの?」

そして、気が付いた。

「……ん? 待って。わたくし、何も悪くないわよね?」

じゃあ、悪いのは……?

この話は、婚約者にないがしろにされた令嬢が、国と民のために不幸の元凶を排除する話である。

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