母の敷いたレールから外れる方法

 伯爵家の娘であるキャスリーンは、似合わないドレスを着て社交界に出席することから、「目の見えない令嬢」と見下されていた。父親はキャスリーンに興味が無いのか全てを母親に任せ、母親はキャスリーンに自分の理想の淑女としてのあり方を押し付けてくる。
 そんな日常に辟易していたキャスリーンだったが、参加した社交パーティーである男性が彼女に声をかけてきた事が切っ掛けとなり、彼に苛立ちをぶつけてしまう。だが、その日から彼女の取り巻く環境が変わっていくのだった。

*気づけば日間5位、ありがとうございます( ´∀`)

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