月下の婚約破棄物語 ~「私見たんです。あなたが彼女を階段から突き落とすところを。満月の光に照らされてくっきりと見えました!」「え? でもその日って新月ですよね?」

著者:多賀束砂

 国内外の王侯貴族が集うパーティーにおいて、侯爵令嬢・レメニーは、彼女の婚約者である王太子・イーフェルから婚約破棄を申し向けられた。彼の腕には、男爵令嬢のイルマが抱き着いている。
 王太子はレメニーがイルマの殺害を目論んだと主張。この時のために2人の証人まで用意していた。

 しかし、聡明なレメニーは怯まなかった。証人の矛盾を見過ごさず、相手の主張を叩き潰す!

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー