両手いっぱいのときめきを

チャラチャラした男の子は苦手
絶対に関わらない。
そう思っていたのに───。
なぜか学校のミス候補に選ばれてしまって?!
「優勝目指して頑張ろうね、美乃里ちゃん」
まさか、こんなことになるなんて。
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。
月本 美乃里(ツキモト ミノリ)
目立つことが苦手な美少女
×
水牧 果歩(ミズマキ カホ)
学校一のチャラモテ男子
*゜・*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*
無理無理無理無理絶対イヤ。
よりによって彼となんて────。
「俺の顔に泥塗ったら許さないから」
きらい。
「やっぱり、美乃里ちゃんだと興奮しないみたい」
だいっきらい。
なのに───。
「じっとしてないと触っちゃうかもよー」
からかわれて、かき乱されて、
バカみたい。
「からかってねぇよ」
「柄にもなく、大真面目」
うそだ。
絶対に、騙されないんだから。
「俺も嘘だって思いたいけどさ」
そんな目して言わないでよ。
「美乃里ちゃんといると、ここ、ずっとうるせーの」
手のひらから伝わったその音が、ズルすぎて。
「なるよ、俺が。美乃里の王子さまに」
素敵すぎるタイトルは、雨ちゃんから頂きました(T ^ T)♡
小説を読む(ページ送り)
小説を読む(スクロール)
「小説を読む(スクロール)」について

レビュー