冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。

学校一のイケメンで勉強もスポーツもピカイチの千景(ちかげ)くん。
そんな彼に入学式の日以来、恋をしてしまいました。
だけど彼は女嫌いでとっても冷たいと噂されていて。
それに彼の周りにはいつもファンの女子達がいて近づくこともできない。
そんなある日、彼に告白をしたらまさかまさかのオッケーをもらえて。
だけど、それはある条件つきで。
「1日10分しか俺の時間はあげられない。それでもいいなら」
「うん、それでもいい」
10分だけでもいい。千景くんと付き合うことができるのなら。
「その代わり10分間、なんでも言うこときいてやるよ」
なななっ、なんでもってそんなこと言って大丈夫?
たった10分だけど私にしたら、その時間は宝物。
だけど、彼はまだ私に恋をしているってわけじゃ無い。
一日10分だけのチャンスだけどいつか千景くんも私のことを好きになってくれたらいいな。
そのために頑張らないとっ。
大好きな千景くんと甘々ドキドキのスクールライフが始まります。
初めての、手繋ぎ。
初めての、ハグ
初めての、キス
そして初めての……。
どこまでお願いしても千景くんはオッケーしてくれる?
私、どんどん欲張りになっていっちゃいそう。
雨城千景(高校2年)ウジョウ チカゲ
クールで不器用なイケメン。成績1位の特待生。とにかく忙しくて時間が無いが、ある事情から花の告白をオッケーして付き合うことに。
鷹月 花(高校2年)タカツキ ハナ
鷹月学園の理事長の娘。千景くんが大好き過ぎる真っすぐなピュア女子。毎日彼と過ごす10分を楽しみにしている。
「もう1日10分なんて言わない。
10分なんかじゃ、俺が足りないから」
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