有梨束の小説一覧

小説家になろう

お姉様方のマウント聞き役、第五王女殿下

上のお姉様方は、今日も自分たちが他国に嫁ぐことへの自慢話と、国内へ嫁ぐ私への侮蔑をお喋りになっている。 お姉様たちが嫁ぐことによって、我が国の和平も叶うというのだから、感謝しなくてはね。 だから、お姉様方の自慢話お茶会も、末の妹として聞く優しさくらいは私にもありますよ? ※カクヨムにも投稿し....
著者 : 有梨束
小説家になろう

記憶容量が人より少ないため、大事なことしか覚えていられません。

「お嬢さんの記憶容量は、人より随分少ないみたいです」 魔法医師がそう告げた時、すとんと腑に落ちる感触がした。 これまで、物覚えが悪いと思われてきた。 自分でもそうだと思っていた。 「記憶という器に入る量が決まっている。だから、無意識下で情報を選んでいる。きっと、大事なものだけ残しているのでしょう....
著者 : 有梨束
小説家になろう

本日の結婚式は、新郎の吐血により中止となります。

誓いのキスにて、新郎が血を吐いた。 花嫁が口移しで毒を盛った。 その花嫁による、独白。 ※念の為R15にしてあります。 カクヨムにも投稿しています。....
著者 : 有梨束
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『婚約者か弟、どちらかしか助けられないとしたら』というたとえ話。

「婚約者と弟が、同時に魔女の呪いにかかったとするじゃない?」と、友人のアグーニが唐突にそうたとえ話を始めた。 「呪い消しの薬品はここに一つだけ。さて、あなたはどちらを助ける?」 ミージャは考えて、「弟」だと結論づけた。 だって、屈強な婚約者であるギルヴィスが呪いにかかるとは思えないし、弟は大事な....
著者 : 有梨束
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ある日の朝、夫の中身が違っていることに気がつきました。今はとても平穏です。

ある日、朝食を食べている目の前にいる夫のジークハルトが違う人だと気がついた。 見た目は何も変わっていないのに、仕草、態度、声音、どれもが夫のものとは思えなかったのだ。 「あなたは、誰…?」 その人は本物の夫と中身が入れ替わった『ハルト』という別人で、女神の怒りにより異なる世界の同じ魂を分けるも....
著者 : 有梨束
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ちょっとだけ妖精に好かれすぎている。

子どもの頃から、些細なお願いごとを呟くと妖精さんが叶えてくれてしまっていた。 そんなこともあって、何かを言う時に躊躇う癖がついたリターシャ。 だけれど、婚約者のザニックスは「躊躇っている時の顔が可愛い」と言って、特に気にしてもいない様子。 そんなある日、「…ザニックスに、会いたい」と呟いてしまった....
著者 : 有梨束
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魔術に失敗して、婚約者のことを1日だけ忘れてしまった件。

魔術に失敗して、目が覚めた時には婚約者だというコードネル様のことだけ、すっかり忘れてしまったヒサーナ。 コードネル様に「どちら様でしょうか?」と聞くやいなや、家族から悲鳴に近い声が上がる。 「あんなに四六時中、コードネルくんのことしか考えてなかったじゃないかっ!」 「コードネル様のスケジュールを....
著者 : 有梨束
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【番外編追加しました】かわいい義弟が3人できました。

ある日、お父様が少年を3人も連れて帰ってきた。 今日から私、エストリーゼの弟になるそうだ。 「あら、お姉さんっていい響きですねぇ」 エストリーゼは戸惑うことなく、あっさり兄弟を受け入れていくのだった。 ※虐待描写が出てきます。苦手な方はご注意ください。 短編のつもりでしたが、分けました。....
著者 : 有梨束
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9歳で叔父様と結婚した私。今年成人なので、夫に愛してもらおうと思います。

母が亡くなった日、父に嫁げと言われた私、シイラは9歳だった。 そのことに気づいた数回しか会ったことのない叔父様が、私と結婚すると申し出た。 「成人するまでは、兄と妹かな」 血の繋がらないリュカス叔父様にそう言われたので、成人するまで待つことにしました。 (※子どもが結婚させられる描写があります、....
著者 : 有梨束
小説家になろう

心の声が反映される魔法の便箋を買ってみたので。

骨董屋で見つけた一昔前に流行ったという『何も書かずとも心の声が反映される魔法の便箋』を興味本位で買って帰ったノノアナ。 その便箋は、『送る相手を決めて、何も書かずに封筒に便箋を入れる。そしてその相手が開くと、なぜか便箋には手紙が書かれている』というものだった。 弟のローマオと、「当時爆発的に流行....
著者 : 有梨束