杜来 リノの小説一覧

小説家になろう

私は処刑された異世界の公爵令嬢ですが、中学受験真っただ中に前世の記憶を思い出しました

私は公爵令嬢だった。身に覚えのない罪を着せられ、あっという間に断頭台に送られた。 嫌がらせなんてしていない。 私はただ、心から婚約者である皇太子殿下を想っていただけだったのに―― ……という前世を、中学受験真っただ中に思い出した私。 異世界(現代日本)に転生した以上、今更前世はどうでもいいと思って....
著者 : 杜来 リノ
小説家になろう

貴方が名前を書いたから

私の夫は、愛する人のために私と結婚をした。 夫に愛されているあの人は、愛する人も愛してくれる人も、すべてを手に入れている。 なにも感じないはずだった。 怒りも苦しみも悲しみも絶望も、なに一つ感じることを許されないまま生涯を終えるはずだった。 あの日、真っ白な紙に書かれた、私の名前を見るまでは。 ....
著者 : 杜来 リノ
小説家になろう

あなたの為なら、何だって

夢を叶える直前で、突如村に訪れた龍神に花嫁として連れて行かれた花鈴。 夫に合わせた寿命により、何百年も生き続けながら胸の内には燻る怒りを抱いていた。 そんな妻の思いに気づく事無く、無邪気に溺愛して来る夫。 次第に夫に惹かれ始める自分から目を逸らし、冷たい態度を取り続ける妻。 ある日夫が異界の娘を連....
著者 : 杜来 リノ
小説家になろう

夢の宝石、断罪の毒蜂 

令嬢は愚かだった。 意図せずして大切な人達を傷つけた。 けれどその罪に気づいた時。 令嬢の手元には自らを罰する『断罪の箱』があった。 そして令嬢は箱を開ける。 聖女は怒っていた。 信じていた人物の、信じ難い裏切りに。 そして、自分自身にも。 聖女は今度こそ間違わない。 魔術師は絶望していた。 愛....
著者 : 杜来 リノ